体感することの大事さ

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Twitterで手品のショーの話題をお見かけしました。
そこで思い出したのが、昔伊集院光さんがラジオ(深夜の馬鹿力)で、「最後まで残るエンタメ(の一つ)はむしろ手品」だというような話をしていたことです。
その時は、腹話術師のいっこく堂さんの話で、あれを目の前でされると、脳がバグると。
映像だと、アテレコでいくらでも出来ることながら、リアルで人がそれを行っているという衝撃というのは、CGなどとはまた格別のものがあると。
現在ではCGやVRなど発達しており、今後ますます映像媒体・仮想現実ではなんでも出来る時代が来ます。

しかしそのリアルさやかさ増し具合がどれほど物凄くなっても、フルダイブで現実と完璧に区別つかないようなマトリックスな時代が来ない限り、まだ当分は、例えば生の手品のような、本当に純粋に理解不能な、不思議な体験の価値は下がらない、むしろ価値が上がるのではないかというような話だったかと思います。

昨今ではYouTubeやTikTokで、手品だけでなく、そのネタばらしすらも見られる時代ですが、生で体感する不思議さというのは、脳が震える格別な体験だと思います。
そしてこれは 武術でも同じで、映像と生ではまたやはり違った味わいがあります。

ということで、来年の元旦に靖国神社での奉納演武の開催が決まりました。
コロナ対策のため昨年に引き続き短い時間ではございますが、心を込めて奉納させて頂きます。

令和四年 靖国神社・新春奉納演武
日付:令和四年一月一日
演武時間:9:00~10:00
場所:靖国神社 能楽堂(東京都九段下)

観覧無料・雨天決行です。
武術も当然ながら、動画で見るのと、実際に生で見るのでは大きく異なります。
海外セミナーなどに参りますと、ある種、腕前を疑うような人もいますが、実際に目の前で技を披露したり、技を受けていただくと、一気に顔つきと目つきが変わって、前のめりで指導を仰ぐようになっていただけます.
そんなわけで、初詣のおりには是非足をお運びいただけますよう宜しくお願いいたします!
(完璧なステマ)

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